性病検査のタイミング

性病には様々な種類がありますが、それぞれ検査を受けるのに適切な時期(タイミング)がありますので、複数項目のセット検査を検討されている方などはご注意ください。

端的に言うと、クラミジア淋菌など尿や膣分泌物を採取して行う検査は、感染の機会から比較的すぐに検査を行うことができますが、それに対しHIV梅毒など血液を採取して行う検査は、感染が疑われる機会から3ヶ月以降がよいとされています。

検査項目 検査のタイミング
クラミジア 感染の機会から1~2日後
淋菌 感染の機会から1~2日後
HIV 感染の機会から1ヶ月~(ただし確実な結果は3ヶ月後)
梅毒 感染の機会から1ヶ月~(ただし確実な結果は3ヶ月後)
トリコモナス 感染の機会から1~2日後
カンジダ いつでも検査可能
B型肝炎 感染の機会から2ヶ月~3ヶ月後
C型肝炎 感染の機会から3ヶ月後

これはHIV、梅毒などの検査においては病原体そのものを調べるのではなく、それに対する抗体が血中に作られているかを調べる検査のためです。

この抗体は早い人では1ヶ月前後で作られるので、検査自体は1ヶ月経過後から可能ではありますが、しかし個人差があるため1~3ヶ月の間は確実な判定を下すことのできない期間(ウィンドウ・ピリオドとも呼ばれます)となります。

したがって、3ヶ月未満の検査で仮に陰性(-)の結果が出たとしても、まだ確実ではないということなので、改めて3ヶ月後に検査を受け、確実な結果を得る必要があります。

HIV検査の例
1ヶ月~の検査 2ヶ月~の検査 3ヶ月~の検査
陰性(-) 陽性(+) 陰性(-) 陽性(+) 陰性(-) 陽性(+)
感染の可能性は
『低い』
感染の可能性あり
要確認検査
感染の可能性は
『非常に低い』
感染の可能性あり
要確認検査
感染の可能性は
『ない』
感染の可能性あり
要確認検査

もし、現在検査を検討されていて、3ヶ月を満たしていないという方は少し待たれた方がよいかもしれません。

「でも3ヶ月待ってる間、他の病気に感染していたとしたら悪化するのが心配…」という場合は、少し手間ですがタイミングを分けて症状別に検査をするのもよいかと思われます。

例えばクラミジアや淋菌の検査を先に済ませて、3ヶ月後にHIV、梅毒の検査を受けるといったように時期をずらして別々に受けるとよいでしょう。

もちろん「不安だからとりあえず早く検査をしたい」といった場合は早く受けていただくことは可能ですが、しかしその場合HIVや梅毒においてはもう一度3ヶ月後に検査を受けて、確実な結果を確認するようにしましょう。

検査キットは症状別に1項目単体で受けられるものから、尿や膣分泌物検査、血液検査を分けたセットなど多様なものが用意されていますので、ご自身の状況に合った方法で検査を検討されるのがよいでしょう。

以下にある各症状別検査キットのページをご覧いただければ、その症状を含んだ様々な種類の検査セットが一覧で表示されますので、是非そちらの方も参考にしていただければよろしいかと思います。

タイトルとURLをコピーしました